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イチョウ並木にココロ癒される…
小平中央公園の魅力を探る!

公園レジャーの魅力は、なんといってもお金をかけずにのびのびと自然の中で過ごせること!小平市にはそんな一日を送るのにはぴったりな、大小さまざまな公園があります。中でも津田町にある「小平中央公園」は、豊かな緑と整った環境が魅力の市民憩いの場。週末に家族でぶらりと出かけてみてはいかがでしょうか。

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秋には黄色に染まる、イチョウの並木

小平中央公園は、津田町にある広さ約66,000㎡の市民公園です。もともとは生糸の研究をする施設が所有していた研究桑園・蚕種研究施設があり、1980年代始めまでは広大な桑畑が広がっていました。昭和55年から公園としての整備が始まり、昭和60年に総合体育館、野球場、400mトラック、テニスコートなどの体育施設がある運動公園として生まれ変わったのです。緑豊かな木々に囲まれ、散策するだけでも清々しい気分になれるのが大きな魅力。なかでもこの公園を象徴する樹木が「イチョウ」です。園内に整然と並ぶ大木は秋にはすべて黄色に染まり、遊歩道は美しさに包まれます。写真を撮る人、葉や銀杏を拾う人、大木に触りながら生命の力強さを感じる人……。楽しみ方は人それぞれですが、少し肌寒い季節に訪れる人々の気持ちを高揚させる圧巻の景色を演出してくれています。また春には、400mトラック周辺に植えられたソメイヨシノが花をつけ、大勢の花見客を惹きつけます。家族連れやママ友同士など、賑やかに桜の下での宴を楽しむ週末が繰り広げられています。園内には2つの体育室、トレーニング室、幼児体育室、屋内水泳場、弓道場、柔・剣道場を有する総合体育館があります。周囲の自然と調和が図れるようにデザインされた銅板ぶきのドーム型屋根が特徴で、トップライトからは自然光が降り注ぎ、明るい環境でスポーツを楽しむことができます。子供たちに人気なのは、じゃぶじゃぶ池。夏の暑い日には、午前中からおもいっきり水遊びを楽しむ歓声が響いています。

小平グリーンロードをのんびり散策

小平中央公園は、野火止用水・玉川上水・狭山境緑道の三つの水の道を結ぶ一周約21kmの「小平グリーンロード」のコース内にあります。公園だけではなく、グリーンロードをのんびりと散策するのもオススメです。小平中央公園で体を動かした後、公園を出てそのまま玉川上水緑道を歩きましょう。ベストシーズンは5月の新緑の季節。コナラやクヌギ、ケヤキなどの樹木から発せられる新鮮な空気が、ココロとカラダを癒してくれます。玉川上水のゆっくりとした流れは、時にはコイやカルガモなどのかわいい姿も見ることができます。緑道をしばらく歩き続けると「小平市平櫛田中彫刻美術館」の看板が見えます。しばし美術鑑賞をしてみてはいかがでしょうか。日本近代彫刻の巨匠・平櫛田中が晩年の約10年間過ごした旧宅を公開した施設で、彼の残した彫刻、書、資料を中心とする展示が行われています。また美しい日本庭園も見所です。緑道に戻り、しばし歩き続けると春に美しいツツジが咲き誇る「つつじ公園」にたどり着きます。クルメツツジ、リュウキュウツツジ、オオムラサキツツジなど品種も豊富。違った色合いの美しさで公園を彩ります。この先には都立公園のなかでも最大規模を誇る「小金井公園」があります。小平中央公園から小金井公園西門までは約5km。ゆっくり散策しながらでも2時間程度でたどり着きます。園内でお弁当を広げて少し休憩。そこからそのまま園内を散策するもよし、公園を抜けて狭山・境緑道を歩く小平グリーンロードの続きを堪能するもよし。どちらにしても自然と郷土の風景を目と肌と足で感じることができる、癒しのコースが続いています。

小平中央公園では、春の「グリーンフェスティバル」、秋の「小平野外彫刻展」をはじめとするイベントも多く開催されています。その催しに合わせて、足を運んでみるのもいいかもしれません。小平市のみならず、武蔵野エリア全体を見ても穴場スポットといえる小平中央公園。ぜひ訪れてみてくださいね!