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見どころたくさん!小平市で満開の桜を満喫しよう

小平市には春になると満開の花で彩られる桜の名所が多くあります。桜の木の下でお弁当を広げて定番のお花見はもちろん、ゆっくりとウォーキングを楽しみながら、ベンチで本を読みながら、公園で子どもと遊びながら…とさまざまなシチュエーションで桜を愛でられるのが魅力。そんな小平市の桜スポットを紹介します。

 

日本を代表する桜の名所「小金井公園」

まず小平でお花見といって真っ先に挙がるのは、都内でも有数な桜スポットである小金井公園ではないでしょうか。最大級の約80万㎡を所有し、小平市、小金井市、武蔵野市、西東京市の4市にまたがっている都立公園のなかでは、ソメイヨシノを中心にヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ、サトザクラなど約50種・1,700本の桜が咲き誇ります。公益財団法人日本さくらの会が選定する「日本さくら名所100選」にも選ばれている、まさに日本を代表する桜のスポットです。

園内には、いくつかの桜の見所があります。まずはその名も「桜の園」。公園の西側にあるこのエリアには、ヤマザクラを中心に約440本の桜の木が植えられ、4月上旬から約1ヶ月間、辺りをピンク色に染めます。隣接する「江戸東京たてもの園」の周辺も含めて、絶好のお花見スポットとなっています。4月1、2日には開園当初から続く恒例の「第63回小金井桜まつり」を開催。多くの見物客でにぎわうことが予想されています。

普段の週末でも駐車場は満車状態になる小金井公園。とくにお花見のこの季節は、公共交通機関の利用や、ウォーキング、サイクリングがてらに訪れることをおすすめします。

江戸時代からの桜見物スポット「小金井桜」

玉川上水の両岸に咲き誇るのは、江戸時代からの桜の名所として知られる「小金井桜」。1737年、江戸幕府の命により小金井橋を中心とする約6kmの範囲に植えられた2,000本以上の桜は、280年が経過した現在でも元気に花をつけています。
江戸時代から関東随一の桜の名所として名を轟かせ、歌川広重の小金井堤桜之図にも描かれました。小金井橋近くにある「海岸寺」には、その由来を伝える「小金井桜碑」があり、1883年に 明治天皇が小金井堤に観桜されたことを記念して植樹された「行幸松」も、玉川上水北側遊歩道にある山門前に見ることができます。大正13年には36品種3亜種が植えられる貴重な山桜の集植地として、国の名勝指定を受けました。

またこの小金井公園、玉川上水を含み、野火止用水多摩湖自転車道路を結んで小平市を一周している「小平グリーンロード」も桜を多く見ることができるスポットのひとつ。とくに花小金井駅の東から続く3kmの区間は、地元の人たちが植えた約240本の桜が美しく咲いています。桜のトンネルの中をのんびりと歩き、沿道にある公園でひと休みしながらお花見も楽しいのではないでしょうか。

地元の人たちに愛されるお花見スポットも

このような有名な場所以外にも、小平市には地元の人に愛される桜のスポットがあります。
まずは小平市役所近くにある中央公民館南側の桜並木。小平第三中学校の北側を通り市役所の南側を経て、玉川上水にかかる寺橋に至る通称「たかの街道」沿いには、3月下旬から4月上旬にソメイヨシノが色づき始めます。ベンチに腰掛けながら、暖かな春の日差しを浴びて桜見物はいかがでしょう。中央公民館となりの図書館に立ち寄り、小平の桜に関する造詣を深めるのもおすすめです。

さらには喜平町2丁目の「関東管区警察学校」周辺の桜も見事です。北門前からあかしあ通りに出るまでの約50mの歩道の桜並木、正門前の40本が織りなす桜のトンネルの彩りは圧巻。お弁当を広げて…という場所ではありませんが、桜を愛でながらの散歩はこの時期しか楽しめないイベントです。

豊かな自然に恵まれている小平市。とくに春には多くの桜が競うように咲き誇ります。今回紹介したスポット以外にも、まだまだ知られていない桜の名所があるはず。家族みんなで探してみるのも楽しいですね。