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コンサートやバレエに上映会も!
ルネこだいらで小平カルチャーを満喫

小平市には、音楽や演劇、ダンスや絵画などの芸術に触れられる施設が多数あります。3つのホールを擁する文化会館「ルネこだいら」は、その代表格。館内ではコンサートはもちろん、バレエ公演や演劇、映画の上映など、さまざまな催し物が日々行われています。気軽に訪れて、芸術の風を感じてみませんか?

1229人収容!魅惑の大ホール

西武新宿線「小平」駅から徒歩3分にあるルネこだいらは、市制30周年を記念して建てられた公共の文化会館で、正式名称を「小平市民文化会館」といいます。小平市民の生活や歴史の中で生まれた文化や芸術活動の振興(ルネッサンス)を目指して、1993年に作られました。「ルネこだいら」というニックネームもルネッサンスに由来するそうで、この施設が市民の文化や芸術活動の発信基地となるように、という願いが込められているのだとか。そんな深い思いから名前がつけられたなんて、とても素敵ですよね。

洗練されたガラス張りの外観が目を引く、ルネこだいら。館内には、大ホール、中ホール、レセプションホールをはじめ、絵画や彫刻の展覧会にぴったりの展示室、楽器の練習や演劇の稽古もできる練習室、28席円卓スタイルの会議室、お茶会などに使える和室があり、またパーティなどができる喫茶室「ルネハーモニー」もあります。

大ホールは、1229人収容の荘厳な大規模ホール。クラシックコンサートをおもな目的として作られているので、クラシック演奏の音響を最大限に引き出す設計が施され、オーケストラピットや音響反射板、残響可変装置などの設備も充実しています。ステージでは近隣の高校・大学のオーケストラや音楽サークル、地元合唱団などから、クラシック界のビッグネームや有名なミュージシャン、美輪明宏さんなどの著名人までさまざまな音楽家の演奏会が行われています。また、三味線音楽会、バレエコンサート、映画上映、お笑いライブ、狂言、歌舞伎、落語会も開催されるなど、バラエティに富んだプログラムで、アートやカルチャーに興味のある人ならきっと毎日でも通いたくなってしまいます。

アート好き市民の憩いの場!

約122平方メートルの展示室では、絵画、写真、彫刻、工芸や手芸、書や生け花など、さまざまな展示が行われます。広々した清潔感のあるスペースで、可動式パネルで作家のイメージ通り自在に空間を作れるところも魅力です。50~150人収容のレセプションホールでは、小規模な発表会、講演会や勉強会が行われているほか、パーティやイベント会場としての利用もされています。また、大声を出したり楽器を鳴らすこともできる練習室は、自宅や普通の施設ではなかなかできない演劇の稽古やオーケストラの練習もできるとあって、近隣のアーティストたちから予約が集中する施設となっています。

館内の施設を使用する場合は、大ホールであれば248,000円/平日、レセプションホールなら28,300円/平日と、規模によって価格が変わります。練習室なら時間帯によっては数百円で借りられる部屋があるので、お得な時間帯を選んで利用するとお得です。予約については、公式HPから申込ができます。利用する日の11日前までならインターネットで予約が可能ですが、以降は会場に直接連絡して予約をします。練習室、和室、会議室は空きさえあれば、当日に窓口で申込ができるそうです。

ほかにも、集団補聴システム、バリアフリー席の設置や託児サービスの実施など、サポートが必要な観客への配慮も行き届いています。芸術を愛する人ならだれでも楽しめるように、という温かい思いが伝わってくるサービスですね。

アート・カルチャー好きの人も、コンサートなんて何年もいってないよ!という人も、ぜひ訪れてみてください。きっと、新しい発見がありますよ!

<DATA>
ルネ小平 小平市民文化会館(http://www.runekodaira.jp/
公益財団法人 小平市文化振興財団
〒187-0041 東京都小平市美園町1-8-5
電話:042-345-5111
アクセス:西武新宿線「小平駅」下車、南口徒歩3分/西武バス「小平駅南口」下車、徒歩3分