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プールで遊んでホタルに癒される
楽しみどころいっぱいの東部公園

都内であるにも関わらず、開放感のある風景がそこかしこに広がる小平市。中でも「東部公園」は、約2万㎡もの広さを誇る小平市を代表する市営公園のひとつです。ここでは子供たちの大好きな遊具があるだけではなく、大人たちも楽しめるイベントも毎年開催しています。休日、ご家族でお出かけしてみてはいかがでしょうか。

真夏を満喫!25mの屋外プール

西武新宿線「花小金井」駅から徒歩7分の「東部公園」は、1985年に開園した市営公園。約2万㎡の広々とした敷地に、ちびっこ広場、野外ステージ、遊具が丘、バスケットゴール、そして大きなプールなど、子供たちのワクワク心を刺激する施設が備わっています。さらに遊具が丘は大型複合遊具、2またのすべり台、ブランコ、鉄棒、タイヤなどさまざまな遊具が設置されており、追いかけっこをしたり、ブランコで競争をしたりと、楽しげに走り回る子供たちでいっぱいです。また、広場周辺にはウメやサルスベリ、モクレンなどの花木が生い茂り、春になると満開の花々が、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

プールが開放されるのは、夏休み前の7月初旬から学校が始まる9月初旬まで。小さな子供でも足をつけられる幼児プール、パパやママも思いっきり泳げる25メートルプール、そしてみんなでワイワイ入れる流れるプールの3種類があり、お好みでいろいろな楽しみ方ができそうです。また、流れるプールは浮き輪が使用できるので、泳ぎが苦手な方も安心して楽しめます。

プールサイドでは、水からあがってひなたぼっこをする大人たちの姿もちらほら。青空を見上げながら小麦色に焼いた肌でくつろいでみたら、ちょっとしたリゾート気分です。太陽の下でのびのびできる、屋外プールならではの楽しみ方ですね。これだけ施設が充実したプールですが、入場料は2時間でわずか350円(子供100円)。さすが市営プール、お財布に優しい価格設定です。思いっきり夏を満喫できて、旅行に出ることを考えたらかなりお得。夏休みになったら、子供たちを連れて毎日通ってしまいそうです。

ホタル観賞や秋のイベントも

夏の東部公園のお楽しみは、プールだけではありません。毎年6月中旬、この公園では、今や貴重になったホタルをじっくり観賞できる「ホタルの夕べ」という風流なイベントが開催されているのです。「ホタルの夕べ」は小平ほたる会、小平市が主催しており、明るい光を放つゲンジボタル、体の小さなヘイケボタルの2種類のホタルを見ることができます。ホタルの鑑賞のほか、鳴声を出す虫の展示も。爽やかな初夏にホタルのやさしい光を見ていると、心がほぐれてどんな疲れも一瞬で癒やされてしまいます。また、イベントの日には15時ごろから、公園内に多くの模擬店が出店される予定です。ホタルを眺めながら味わうお祭りグルメは、きっと格別に美味しいはず。夏のたった1日、19:30~21:00のわずか1時間半という貴重な機会、お見逃し無く!

そして、2016年にここで新たに始まった秋のイベント、「オクトーバーフェスト」も注目です。オクトーバーフェストとは聞き慣れない言葉ですが、もともとはドイツのミュンヘンで行われているビール祭りなのだとか。いままで若者が楽しめるお祭りがなかった小平市で、若者をターゲットに企画されたそうです。祭り期間中は本場のドイツビールやドイツフードのほか、小平市の地ビールや、市内でとれた食材を使ったドイツアレンジ料理などを心ゆくまで堪能できます。また、個性あふれるバンドやパフォーマーによる、本格的なドイツ音楽の演奏も。フランクフルトとビールを味わいながらドイツ音楽を聞いたら、まるでドイツを旅しているような気持ちになれるかもしれません。第1回目の昨年は多くの若者たちが集まり、活気溢れるイベントとなりました。引っ越してきたばかりのパパとママでも、気軽にお友達が作れそうな素敵なチャンスです。秋には開催の情報をチェックして、ぜひ家族でお出かけください。

広大な敷地内にあふれる緑と、遊びどころ満載の遊具、そして大きなプールまで備えた東部公園。夏と秋のイベントを楽しむのはもちろん、季節ごとに色づく木々や花々をゆっくり眺めるだけでも、素敵な思い出になりそうです。