小平にも美味しいグルメ製品や農産物、感動の飲食サービスがたくさんあるのですが、その中でも特に、小平商工会が認定した54アイテム（2017年現在）を「コダイラブランド」と呼んでアピールしています。コダイ“ラブ”ランドということで、コンセプトは「LOVE」。今回はその中でもたっぷり小平愛のつまったオススメの製品をピックアップして、ご紹介します。

特産品ブルーベリーのアイテムが全22種類！

「LOVE」をコンセプトとした小平の名産品PRプロジェクト「コダイラブランド」。LOVEの文字にはそれぞれ、意味があります。

Local（小平ならではのもの）
Original（個性的なもの）
Value（価値を生み出すもの）
Excellent（優れたもの）

コダイラブランドに認定されると、小平商工会とメーカー、店舗が協力し合って製品のPRや販売、お中元・お歳暮セットの販売などを行います。製品を応募して小平商工会の審査を受けるので、メーカーや店舗の規模とは関係ない完全な実力勝負。だからこそ、今まで知られていなかった名品が発掘されることも少なくありません。選ばれた54アイテムの詳細を見てみると、小平の名産を活かした個性的な製品がぎっしり！中でも小平の特産品、ブルーベリーを使った食品は22品選ばれています。

小平市は昭和43年に日本で初めてブルーベリーを農産物として栽培した「ブルーベリー栽培発祥の地」です。現在でもブルーベリーの摘み取り農園、直売所などが市内各地に点在し、さまざまなお店からブルーベリーを使用した製品が販売されています。つまり、小平市はブルーベリー製品の激戦区。「コダイラブランド」の審査に通った22品のブルーベリーアイテムは、その激戦をくぐり抜けた精鋭たちなのです。

嘉悦大学の学生が企業と連携して商品企画をし、販売しているという異色のスイーツ『べりべりぶるべりこだプリン』は、小平産のブルーベリーを100％使用したプリン。ほどよい甘さのさっぱりした味が特徴で、凍らせるとさらに美味しく食べやすくなります。『ぶるべーくん富士山を登る』は、小平市のゆるキャラ「ぶるべー」と富士山をイメージした洋菓子。ル・パティシエ・クニヒロで販売しています。ナイトー洋菓子店の『小平発ぶるべーぱい』は、小平のブルーベリージャムをたっぷりサンドしたパイ。サクッとしっとりの組み合わせが絶妙です。donna cafeの『ブルーベリーガトーショコラ』は、なんとバター、小麦粉不使用のグルテンフリー。アレルギーのあるお子さんでも安心して楽しめますね。

まだまだあります！小平自慢の名品

もちろんスイーツばかりがコダイラブランドではありません。大人も楽しめるグルメ、特にアルコール系も評判です。『小平ブルーベリーエール』は麦芽100％ビールに小平産のブルーベリー果汁を加えて作ったもの。無濾過・自然発酵・ビン内熟成製法で作られており、爽やかな飲み口が人気です。『小平ブルーベリーワイン』は小平とカナダのブルーベリーを使い、さらにアメリカ産ぶどうを組み合わせて作られた、酸化防止剤無添加の自然派ワイン。ブルーベリーを5倍使用した贅沢なプレミアムバージョンとの2本セットもあります。パッケージもオシャレにリニューアルされ、贈り物にもぴったりの一品です。また、小平市の姉妹都市である、北海道の小平（おびら）町の「きらら米」で作った『純米吟醸小平』もおすすめ。芳醇な香りの絞りたての生原酒です。

また、お食事では小平市ゆかりの彫刻家・平櫛田中が好んだおかずを詰めた『小平健康物語　平櫛田中弁当』、手打ち蕎麦とお酒が自慢の「佳蕎庵」でいただける『季節の小平産野菜を使用した蕎麦』など、お店で楽しめるメニュー、お弁当メニュー、どちらも充実しています。さらに、『むさしの風(かぜ) 小平産小麦100％うどん』、『トマトの気持ち（ドライトマト）』など食材系も増えてきているので、ぜひ食卓に取り入れてみてください。変わったところでは、いろりの里の『汽車で料理の運搬サービス』、リメイクゆめの『オーダーメイド手ぬぐいダボシャツ』などのユニークなサービスも。食品だけにとどまらず、個性的なサービスも盛り込んでいるのが、コダイラブランドの大きな魅力です。

コダイラブランドの製品は、各小売店のほか、JA東京アグリパークなどのイベントへの出店でも手に入れることができます。どのお店でどんな製品やサービスを扱っているのか、ということは、公式ホームページ（https://www.kodaira-brand.com/）で確認できるほか、「コダイラセレクション」という冊子が市内全戸に配布されますので、ぜひチェックしてみてください。お中元やお歳暮、遠方へのお土産やお持たせなどにぴったりのセットもたくさん用意されています。さっそく地図を開いて、お近くのコダイラブランドを探してみましょう！